50代から始める「後悔しない」親孝行のススメ

Uncategorized

人生100年時代と言われるけれど、80代になった両親を見ていると、「あと何回、一緒に桜を見れるんだろう?」とふと考えることがあります。

昔から「親孝行できる時にしておきなさい」とは聞いてはいたけれど、日々に追われてなかなか行動に移せない…そんな風に感じている50代のあなたへ。

独り身だからこそ、自由がきく私だからこそできる、親との時間を大切にする方法を、私の実体験を交えながらお伝えします。後悔しないために、今からできる小さな一歩を一緒に見つけましょう。

50代が親孝行を始めるべき「3つの理由」

親の元気な「今」は限られている

食事、運動共に良質なものを!と常日頃から意識していた健康意識が高い83歳の私の母も、ヘルニアで手術した腰を再度痛めて二ヶ月ほど入院、最悪、下半身付随になるかも!という状況を乗り越えて、今は退院して、杖をついてですが、歩けるほどにまで回復しました。

とはいえ、今までの行動範囲と比べると、まったく狭くなってしまいました。幸い、念願の新潟旅行に昨年行くことができたことが何よりです。

まだ元気だから、と思っていても、その保証はどこにもないのです。

行動範囲が狭まる前にしておきたいこと、今一度考えてみませんか。

「いつか」は来ない現実

先延ばしにしていると、後悔する羽目に!

いつか旅行へ連れて行こう。

タイミングが合えば!

今は忙しいので落ち着いてから・・・

いつまで経っても行動しないと始まりません。

自分自身の心の平穏のため

親との時間を大切にすることで、自分自身も満たされ、後悔なく日々を過ごせることに繋がります。親に優しくすること、一緒に過ごすこと、そして喜んでもらえることが、どんなに心を満たしてくれるものか。

ぜひ、皆さんも体験してください。

「無理なく、楽しく」をモットーに!私の親孝行実践記

CASE1:当たり前の時間を「特別な時間」に

日常の中に隠された親孝行のヒントはたくさんあります。 特別なことをしなくても、一緒に過ごす時間の価値は何よりも大きいのです。

(実体験) 私は離婚後、実家に帰って両親と一緒に暮らしていましたが、父親と喧嘩して実家を出ました。今は実家のそばに住んでいて、いつでも駆けつけられる距離にいます。お互いに、とてもいい距離感を保てていると感じています。

特別なことをするわけでもなく、時々実家に行っては掃除や片付けを手伝ったり、買い物に行ってあげたり、病院に連れていったりと、日々の生活を少し手伝うという、たいしたことはしていません。

親孝行って、大したことをすることではないのだと、最近感じるようになりました。

そして、その時間がお互いにとって、とても充実した時間となっていることに気がつきました。

CASE2:心に残る「イベント」を作る

旅行や食事、温泉に連れていくなど、イベントとして挙げられることはたくさんあるでしょう。そして、そんなにお金をかけなくても心に残るイベントを作ることもできます。

(実体験)母が最近本当に喜んで嬉しそうにしていたことがあります。従兄弟が姉妹会を開いてくれたことです。母は四姉妹の末っ子で、姉たちは皆健在です。母の実家で四姉妹が集まりました。

持ち寄ったお弁当をみんなで食べて、思い出話に花を咲かせていた姿を見て、私は本当に、この場に同席して良かったと思いました。母の喜ぶ姿を見ることができたからです。

また、私にとっても有意義な場となりました。疎遠だった従兄弟たちとの繋がりです。親たちも歳をとってきたし、従兄弟同士で繋がっておきたいね、と交流を深めることができたからです。

CASE3:共通の趣味を深める

「この花は今年、初めて咲いたのよ!」
「去今年もブルーベリーの実が楽しみだね!」

そんな他愛もない会話が、私にとっては心をゆるめる大切な時間。自然と母の笑顔と植物の生命力に癒されて、日々の疲れがふっと軽くなるのを感じます。

いつの間にか、私も母の影響をたっぷり受けて、植物が大好きになっていました。観葉植物を部屋に置いて育てたり、花屋さんを覗いては小さな鉢を連れて帰ったり。母との思い出とともに、私の暮らしにも植物が根づいてきています。

庭で一緒に花を見ながら話す時間は、私にとって「帰る場所」を感じる瞬間。これからも、母と一緒に季節のうつろいを感じながら、草花と共に過ごす時間を大切にしていきたいと思っています。

50代、同年代の皆さんへ!「今日からできる」親孝行のヒント集

まずは「話す」ことから始めてみよう

実家に帰ったとき。
電話をかけたとき。
LINEの返信がきたとき。

たわいもない話をするだけで、母の声が少し弾んでいるのがわかります。
「最近どう?元気にしてる?」
「今日は何食べたの?」
そんな何気ない会話のやりとりが、親にとっては嬉しい時間になっているのかもしれません。

特別な話をしなくてもいい。
ただ、聞いてあげるだけでもいい。
共感したり、笑い合ったりするだけでも、親にとっては「繋がっている安心感」になる。

私自身、忙しさを言い訳にして、つい連絡を後回しにしてしまうこともあります。でも、実家に帰って母の顔を見るたび、「もっと話せばよかったな」と思うのです。

親孝行って、かしこまったものじゃなくていい。
今、この瞬間、元気でいてくれるうちに、「声をかける」「話を聴く」ことが何よりの贈り物なのかもしれません。

だから私は、これからもできるだけ母と会話を重ねていこうと思います。
たとえ短い時間でも、その積み重ねが、きっと心の支えになると信じて。


親孝行は“しまむら”で叶う?

先日、母を「しまむら」に連れていきました。
実は母、しまむらデビューだったんです(笑)

普段着が欲しいから買い物に連れてって!と言うので、近くのしまむらへ。

最初は気にいるものがなかなか見つからずに、探し回ったけど、まるで女子高生みたいにテンション上がってて(笑)

試着室に何度も出入りしながら、真剣に選んでる姿がなんだか可愛くて、私も嬉しくなりました。

結局、私と色違いのTシャツとスティッチの短パンをを購入。
母も服選びを楽しんでいて、しまむらがお気に入りになった様子。連れて行って良かったなって思いました。

親孝行って、こんなことでいいんだなって思った。

高級なプレゼントじゃなくていい。
特別な旅行でもなくていい。
ただ近所に一緒に買い物に行く。
それだけでも、母にとっては心が弾む「イベント」になるんだなぁと。

忙しい毎日の中でも、
「一緒に行こうか?」って声をかけることって、
実はすごくあたたかい親孝行なんですよね。


こんなふうに、ちょっとした日常の中にある「親孝行のかたち」。
これからも、少しずつ増やしていけたらいいなと思います☺️

プロの力を借りることも視野に

【親孝行はプロに頼ってOK!離れていてもできる“今どき親孝行”サービスまとめ】

① 宅配食・ミールキット(健康志向の親にピッタリ)

高齢の親世代には「栄養バランス+手間が省ける」が大切なポイント。

サービス例:

  • nosh(ナッシュ):冷凍で簡単調理、糖質・塩分控えめ。若年層にも人気。
  • ワタミの宅食:高齢者向けに安心、見守りサービス付きプランもあり。
  • 食宅便:シニア向け健康食に特化。

② 家事代行・ハウスクリーニング

掃除や片付けを代行してくれるプロのサービス。「母の日」「父の日」ギフトとしても◎

サービス例:

  • CaSy(カジー):1回2時間〜の家事代行、スマホで予約可。
  • くらしのマーケット:地域密着型、ハウスクリーニング・庭掃除も。

③ 家庭教師・デジタル教室(親の学びを応援)

「パソコンやスマホを使いこなしたい」「趣味を広げたい」親御さん向けに。

サービス例:

  • シニア向けパソコン教室のサブスク(eラーニング):シンプルスマホの操作方法やLINE講座など
  • クラウド型の学習サイト(ストアカ、Udemy):ジャンル多彩

④ 見守り・安否確認サービス

離れて暮らしていても、親の無事を見守ることができます。

サービス例:

  • まごチャンネル:テレビ感覚で写真や動画が送れるサービス
  • セコムの親の見守りサービス:緊急通報ボタン、定期巡回など

⑤ ギフト・お花の定期便

誕生日や記念日、なんでもない日でも気持ちを届けられる定番の親孝行アイテム。

サービス例:

  • 日比谷花壇・Bloomee(ブルーミー):定期便あり
  • シャディ・イイハナなど:季節のギフト特集も多い

まとめ:親孝行は、あなた自身の人生を豊かにする

  • 親孝行は「義務」ではなく、「親との関係を深め、自分自身も幸せになるための時間」です。
  • 後悔する前に、今日からできる小さな一歩を踏み出しましょう。
  • お金をかけず、無理をせず、それでも「親を思う気持ち」があれば十分。
  • 今の私にできる、最高の親孝行をしよう!

タイトルとURLをコピーしました