その「困った」は成長の証!
雑貨屋さんで一目惚れした小さな観葉植物。最初はかわいかったのに、気づけばかなり大きく育ってる!見た目も不恰好になってる!置き場所に困っちゃう!「どうしたらいいの?」と途方に暮れていませんか?大丈夫です!それは植物が元気に育っている証拠。決してあなたの管理が悪いわけではありません。私も最初はそうでした…この記事では、大きくなりすぎた観葉植物の対処法や、買ってきたサイズ感を保っておきたい管理方法について、そしてこれからも長く愛し続けるためのコツをわかりやすくお伝えします。

観葉植物を長く楽しむためのコツがわかりますので最後までご覧ください♡

長く楽しむための環境づくりを心がけよう
観葉植物は、本来『外の植物』です。室外の植物を室内で育てられるように管理して育てたものであるということを頭においていてください。
なので、できるだけその植物に適した環境を考えてあげることが大事です。
インテリアの一部で購入したとしても、生きている植物だということを忘れなでください。
水やり以外に必要な、光(明るさ)と風を取り入れることを考えて、ほんの少しでも『生き物がお家の中に在る』と意識するだけでも、環境づくりを考えてあげられると思います。
※詳しくは、観葉植物を育てるポイント光(明るさ)について考えるの記事を見てね!

ほんの少しの思いやりを持つだけでも植物に良い影響を与えられます
なぜ大きく育つと困るの?成長のサインと悩み
観葉植物を購入する時は、大きくなることを想定することはあまりないかもしれませんね。
おしゃれなインテリアとして購入後に、すぐそのまま置けるような仕立てのもの多いですよね。
元気に育つのはいいけど、上の上に伸びていったり、購入時の可愛らしさが一変してしまうくらい成長することもあると思います。
育つのは嬉しいし良いことだと思うけれど、大きくなりすぎると困ることも出てきます。
- 空間の圧迫: 部屋が狭く感じる、動線が塞がれてしまう、置き場所が窮屈になってしまっている
- 見た目のバランス: インテリアと合わなくなった、形が崩れた、不恰好になってしまっている
- 管理のしにくさ: 水やりや移動が大変、虫がつきやすくなった気がする

成長しすぎると、想定外の見た目になったり予定外の作業が必要になってしまいますね!
大きくなった観葉植物の対処法:3つの選択肢
では、ここからは、どのような対処法があるのかを見ていきましょう。
自分に合った方法で、管理していきましょう。
選択肢1:剪定(せんてい)でサイズを整える
せっかく育ってきた植物の枝や葉を切るのは少し勇気がいるかもしれません。
私は当初、買ってきた時よりも大きく育てたいこともあり、そのままにしておき、大きくなり過ぎたら植え替えを行うという選択肢一択でした。
また、せっかく出てきた枝葉を切ることに抵抗があり、もったいないとか、かわいそうとか、そんな感情もありました。
でも、色々調べていくうちに、選定の重要性を知りました。
- なぜ剪定が必要?: 植物の健康のため、形を整えるため、
- 剪定の基本ルール:発育時に、植物が活動し始める4月〜6月頃がおすすめ
- どこを切るべきか(節の上、葉の付け根など)
- 用意するもの(清潔なハサミなど)
- 適した時期(生育期など)
- 種類別のポイント: (例: ガジュマル、パキラ、モンステラ、フィカスなど)
- 注意点: 切りすぎると枯れる可能性

購入してきたままのサイズ感で楽しみたいなら、剪定がおすすめです!
選択肢2:株分け(かぶわけ)で仲間を増やす
育てることに楽しみが出てきたり、土いじりに抵抗がない方はやってみるのも良いと思います。
- なぜ株分けするの?: 増やしたい、鉢を小さくしたい、根詰まり解消
- 株分けの基本:
- どんな植物でできる?(根が分かれるタイプ)
- 必要な道具
- 具体的な手順(優しく根をほぐす、傷つけないコツなど)
- 株分け後の管理(水やり、置き場所など)

モンステラ、サンスベリア、ポトス、オリヅルラン、アジアンタムなど株分に向いています!
植え替え(うえかえ)で根っこをリフレッシュ
成長しすぎた根っこが鉢から飛び出していたら根詰まりの原因になります。鉢の大きさを変えずに同じサイズをキープしたくても、このような状態になったら植え替えてあげましょう。
- なぜ植え替えが必要?: 根詰まり解消、栄養補給、鉢のサイズアップ(またはキープ)
- 植え替えの基本:
- 用意するもの(新しい鉢、土、鉢底石など)
- 適した時期 成長期の4月〜6月頃
- 具体的な手順(古い土を落とす、根の整理など)
- 植え替え後の管理

剪定をして植物自体の大きさを購入時にキープしたくても、鉢底から根っこが飛び出していたら植え替えてあげてくださいね!
困った時に役立つ!日頃からできる予防と管理のコツ
基本的な観葉植物の管理の方法をまとめてみました☝️
- 適切な置き場所: 日当たり、風通し、エアコンの風
- 水やりの基本: 土の表面が乾いたら、鉢底から出るまで
- 肥料の与え方: 種類と時期、与えすぎ注意
- 葉水の効果: 葉の乾燥防止と病害虫対策
- 病害虫対策: 日常的なチェック、見つけたらどうする?

基本的なことなので、今一度押さえておきましょう!
ハイドロカルチャーに植え替える
観葉植物をちょっとしたインテリアとしておきたい方には非常におすすめです!
ミニサイズのものだと利用しやすいですし、もともとハイドロカルチャーの観葉植物を購入されている方も多いかもしれませんね。
※ハイドロカルチャーの動画はこちら🙌

夏場はゼリーボールも涼しげでおしゃれです!
※ゼリーボールの動画はこちら🙌
大変!と感じたら…「手放す」以外の別の選択肢も検討してみて!
おしゃれで購入したインテリアアイテムの一つであって、そんな、土いじりや面倒くさいことはしたくないよ!って方には以下の選択肢もありだと思います。
【番外編】「もうムリ!」と思ったら…フェイクグリーンもアリ!
ポイント: 「土いじりや水やりは苦手だけど、緑は欲しい」という人には、フェイクグリーンという選択肢もあります。最近のフェイクグリーンはクオリティが高くて、一見、本物と見分けがつかないくらいのものもあります。管理が一切不要なのは、面倒くさがりな方にはアリだと思います。

※フェイクグリーンの選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています!
【番外編】プロにお任せ!観葉植物のレンタル・サブスクサービス
「自分で管理するのはやっぱり自信がない」「定期的にプロに手入れしてほしい」という人向けに、レンタルサービスをご紹介します。初期費用や手間が抑えられながら、好きな観葉植物を一年中楽しむことができますよ。

「観葉植物レンタルサービスの比較は、こちらの記事で!」
まとめ:植物との暮らしをもっと楽しむために
- 大きく育つのは、あなたが大切に育てた証拠であることの再確認。
- 対処法を知れば、これからも長く一緒に暮らせること。
- 小さな植物から始めた人も、今や立派な「親」であることの喜び。

私と一緒に、植物とのグリーンライフを楽しみましょう!
